マルタイ棒ラーメンはまずい？評判の真相と後悔しない美味しい食べ方

「マルタイ棒ラーメンはまずい」という評判を耳にして、購入をためらっていませんか。長年愛されるロングセラー商品でありながら、なぜネガティブな意見が存在するのでしょうか。

その理由は、マルタイ棒ラーメンが持つ独特の風味や食感、つまりどんな味なのかという点にあるのかもしれません。

また、美味しい作り方を知らないことで、麺のぬめりが出てしまい、本来の味を楽しめていない可能性も考えられます。

この記事では、マルタイ棒ラーメンがまずいと感じられる根本的な原因を徹底的に解説します。体に悪いのではという心配から、鍋そのままの手軽な調理法、驚きのアレンジレシピまで、あらゆる角度からその魅力と注意点に迫ります。

さらに、100均やスーパーでの販売地域、お得な業務用1kgパックや業務用スープなし麺の活用法についても詳しくご紹介。この記事を読めば、マルタイ棒ラーメンに関する全ての疑問が解消され、あなたに合った最高の楽しみ方が見つかるはずです。

マルタイ棒ラーメンがまずいと言われる理由とは？

そもそもマルタイラーメンはどんな味？

マルタイ棒ラーメンの味は、一言で表すと「シンプルで懐かしい、あっさり系の豚骨醤油味」です。九州のラーメン文化を背景に持ちながらも、全国の誰にでも受け入れられやすいように調整された、素朴な味わいが最大の特徴と言えます。

ノンフライストレート麺の風味

まず麺ですが、多くのインスタントラーメンが採用する油で揚げたちぢれ麺とは一線を画し、マルタイ棒ラーメンはノンフライのストレート麺です。

これにより、生麺に近いツルツルとした食感と、小麦本来の素朴な風味を味わえます。ただ、このストレート細麺が、人によっては「物足りない」「スープとの絡みが弱い」と感じる原因にもなるようです。

あっさりしつつもコクのあるスープ

スープは、ポークとチキンをベースにした醤油味が基本です。粉末スープに調味油が別添えされており、これを加えることで豚骨の風味とコクがプラスされます。

しかし、濃厚でパンチの効いたラーメンを好む方からすると、このスープは「味が薄い」「あっさりしすぎ」と感じられることがあります。

逆に、このシンプルさこそが「飽きがこない」「アレンジしやすい」と評価する声も多く、長年のファンを惹きつけている理由でもあります。

多様なフレーバー展開

定番の味以外にも、「屋台とんこつ味」や「ごましょうゆ味」、「辛子高菜風味とんこつ味」など、様々なバリエーションが存在します。

これらは基本の味よりも豚骨の風味が強かったり、ごまの香ばしさが際立っていたりと、それぞれに個性があります。

もし定番の味が物足りないと感じた場合は、他のフレーバーを試してみるのも一つの手です。

要するに、マルタイ棒ラーメンの味は、そのシンプルさとノンフライ麺の食感が評価の分かれ道となります。

派手さはありませんが、日々の食事にそっと寄り添うような、優しく飽きのこない味わいが魅力の商品であると考えられます。

公式推奨の正しい作り方と茹で時間

マルタイ棒ラーメンの美味しさを最大限に引き出すためには、パッケージに記載されている公式の作り方を基本としながら、いくつかのポイントを押さえることが大切です。特に、麺の茹で加減が味の決め手となります。

基本的な調理手順

公式が推奨する基本的な作り方は非常にシンプルです。

1. 鍋に450mlのお湯を沸騰させます。
2. 麺を1束入れ、ほぐしながら3分間茹でます。
3. 火を止め、粉末スープと調味油を加えてよくかき混ぜます。
4. 器に移して完成です。

この手順通りに作るだけでも十分に美味しくいただけますが、より自分好みの味を追求するための工夫の余地があります。

茹で時間で食感をコントロール

公式の茹で時間は3分ですが、これはあくまで目安です。マルタイ棒ラーメンのストレート細麺は、茹で時間によって食感が大きく変わります。

• 硬めが好きな場合（バリカタ風）： 茹で時間を2分～2分半程度に短縮します。歯ごたえのある、九州ラーメンらしい食感を楽しみたい方におすすめです。
• 柔らかめが好きな場合： 4分程度まで茹で時間を延ばします。じっくりとスープの味を染み込ませたい場合に適しています。

ただし、茹ですぎると麺が伸びてしまい、食感が損なわれる原因になるため注意が必要です。最初は3分で試し、そこから自分の好みに合わせて時間を調整していくのが良いでしょう。

お湯の量も重要なポイント

茹でる際のお湯の量も、味に影響を与える要素です。

公式では450mlとされていますが、これは麺を茹でるお湯とスープ用のお湯を兼ねています。もし、よりクリアなスープの味を楽しみたい場合は、麺を茹でるお湯を多めにし、スープ用のお湯（約300ml）を別に沸かして作る方法も有効です。

これらの点を踏まえると、公式の作り方を守りつつ、特に「茹で時間」を自分の好みに合わせて調整することが、マルタイ棒ラーメンを最も美味しく味わうための鍵となると言えます。

麺のぬめりを取るための調理のコツ

マルタイ棒ラーメンを調理した際に感じることがある「ぬめり」は、一部で「まずい」と感じられる原因の一つかもしれません。

このぬめりは、麺の主成分であるデンプンが茹で汁に溶け出すことで発生しますが、いくつかの簡単なコツを実践するだけで効果的に取り除くことが可能です。

1. 麺を茹でたお湯をスープに使わない

最も効果的で簡単な方法が、麺を茹でたお湯とスープを作るお湯を分けることです。
公式の作り方では、麺を茹でたお湯をそのままスープに使用しますが、この茹で汁には溶け出したデンプンが多く含まれています。
手順としては、まず鍋で麺を茹でます。茹で上がったらザルでしっかりと湯切りをし、その間に別の鍋かケトルで沸かしておいたお湯を使って、どんぶりでスープを作ります。
この一手間を加えるだけで、スープが濁らず、クリアで雑味のない本来の味わいを楽しめます。

2. 茹で上がった麺を水で洗う

より徹底的にぬめりを取り除きたい場合は、茹で上がった麺を冷水で軽くもみ洗いする方法も有効です。
これは、つけ麺や冷やし中華を作る際と同じ要領です。水で洗うことで麺の表面のぬめりが取れ、麺がキュッと引き締まり、よりツルツルとした食感になります。
ただし、温かいラーメンとして食べる場合は、洗った後に再度お湯にくぐらせて麺を温め直す必要があります。
この工程を「湯通し」と呼び、これをしないとスープの温度が著しく下がってしまうため注意が必要です。

3. たっぷりのお湯で麺を茹でる

もし、お湯を分けるのが面倒な場合でも、麺を茹でる際のお湯の量を増やすだけで、ぬめりをある程度抑制できます。
お湯の量が少ないと、溶け出したデンプンの濃度が高くなり、ぬめりが発生しやすくなります。
パッケージには450mlと記載されていますが、500ml～600ml程度の少し多めのお湯で茹でることを試してみてください。

以上の方法を試すことで、麺のぬめりは大幅に改善されます。特に、スープと麺を別々に準備する方法は、スープ本来の繊細な風味を最大限に引き出すため、味にこだわりたい方に最もおすすめできる調理法です。

マルタイラーメンは体に悪いという噂の真相

マルタイ棒ラーメンについて、「体に悪いのではないか」という懸念の声が聞かれることがあります。インスタントラーメン全般に共通する課題もありますが、マルタイ棒ラーメンの特性を理解すれば、過度に心配する必要はないと言えます。

塩分について

インスタントラーメンで最も注意すべき点の一つが塩分です。

マルタイ棒ラーメン（オリジナル味）の場合、1食（82g）あたりの食塩相当量は約4.2gです。これは、成人の1日の摂取目標量（男性7.5g未満、女性6.5g未満）と比較すると、決して低い数値ではありません。 特に、スープをすべて飲み干すと塩分の過剰摂取につながりやすくなります。

高血圧など健康を気にする方は、スープを飲む量を控えめにする、あるいは野菜をたくさん加えてスープの味を薄めるなどの工夫をすると良いでしょう。

脂質とカロリーについて

一方で、脂質とカロリーの観点では、マルタイ棒ラーメンは他の多くのインスタントラーメンよりもヘルシーな選択肢と考えられます。最大の特徴である「ノンフライ製法」により、油で揚げた麺と比較して脂質が大幅に抑えられています。

商品名	エネルギー (kcal)	脂質 (g)	食塩相当量 (g)
マルタイラーメン	280	2.6	4.2
カップヌードル (日清)	351	14.6	4.9
チキンラーメン (日清)	377	14.5	5.6

※各社公式情報に基づき作成（1食あたり）

上の表からも分かるように、脂質は2.6gと非常に低く、カロリーも280kcalに抑えられています。この点は、カロリーや脂質を気にする方にとって大きなメリットです。

添加物について

スープには調味料（アミノ酸等）や酸化防止剤などの食品添加物が含まれていますが、これらはすべて国の安全基準に基づいて使用されています。日常的に過剰摂取しない限り、健康への影響を過度に心配する必要はないでしょう。

以上の点を踏まえると、マルタイ棒ラーメンが特別に「体に悪い」わけではありません。塩分の摂取量に注意し、野菜やタンパク質を加えて栄養バランスを整えるなど、食べ方を工夫することで、美味しく健康的な食事の一部として楽しむことが可能です。

鍋そのまま調理は味が落ちるのか検証

マルタイ棒ラーメンの作り方として、調理した鍋からそのまま食べる「鍋そのまま」スタイルは、手軽さから特にキャンプなどのアウトドアシーンや、忙しい時の食事で人気があります。しかし、この方法が味にどのような影響を与えるのかは気になるところです。

メリット：圧倒的な手軽さと洗い物の削減

鍋そのまま調理の最大のメリットは、その手軽さにあります。どんぶりを別途用意する必要がなく、洗い物が鍋一つで済むため、時間がない時や片付けを簡単にしたい時には非常に便利です。
また、熱々の状態で食べられるため、特に寒い季節には体が温まるという利点もあります。キャンプ飯として支持される理由も、この手軽さと温かさにあると言えるでしょう。

デメリット：スープの味への影響

一方で、味の観点から見るとデメリットも存在します。前述の通り、マルタイ棒ラーメンの麺を茹でると、デンプン質が茹で汁に溶け出し、これが「ぬめり」の原因となります。
鍋そのままの調理法では、このデンプンが溶け出した茹で汁を直接スープに使うことになります。 その結果、スープが本来持つクリアな味わいがやや濁り、少しとろみがついたような口当たりになることがあります。
麺の風味とスープの風味が混ざり合うため、これを「一体感があって良い」と感じる人もいますが、繊細なスープの味を重視する方にとっては「味が落ちる」「雑味がある」と感じられる可能性があります。

味を優先するなら「別湯」がおすすめ

もし、マルタイ棒ラーメンのスープ本来の澄んだ美味しさを最大限に楽しみたいのであれば、やはり麺を茹でるお湯とスープを作るお湯は分ける「別湯」方式がおすすめです。この一手間で、スープの風味が格段に向上します。

このように、鍋そのままの調理法は、手軽さを取るか、味のクリアさを取るかという選択になります。どちらが良いというわけではなく、シチュエーションに応じて使い分けるのが賢い楽しみ方です。

例えば、普段は別湯で丁寧に作り、忙しい日やアウトドアでは鍋そのままの手軽さを享受するなど、ライフスタイルに合わせて柔軟に取り入れるのが良いでしょう。

マルタイ棒ラーメンはまずい？評価を覆す活用術

ちょい足しで変わるおすすめアレンジレシピ

マルタイ棒ラーメンのシンプルな味わいは、アレンジを加えることで無限の可能性を秘めています。ベースが素朴だからこそ、少しの「ちょい足し」で味が劇的に変化し、まずいという評価を覆すほどの美味しさを引き出すことが可能です。

コクとパンチを加える「香味ちょい足し」

物足りなさを感じる場合に最も手軽なのが、香味油や香味野菜を加える方法です。

• ごま油とにんにく： スープに少量のごま油を垂らし、すりおろしにんにく（チューブでも可）を加えるだけで、香ばしさとパンチが格段にアップし、食欲をそそる一杯になります。
• ラー油と一味唐辛子： ピリ辛好きには欠かせないアレンジです。味にアクセントが生まれ、単調さを感じさせません。
• ラードと牛乳： ラーメン専門店の味に近づけたいならこの組み合わせ。ラードでコクを、牛乳でクリーミーさとまろやかさを加えれば、あっさり醤油味が濃厚な豚骨風ラーメンに変化します。

具材で満足感をアップする「トッピング術」

麺の量が少ないと感じる場合は、具材でボリュームを出すのがおすすめです。

• セブンイレブンの活用： キャンプ飯の記事でも紹介されていたように、セブンイレブンで手に入る「金の豚角煮」や「半熟煮たまご」、「味付けメンマ」は相性抜群です。特に豚角煮は、煮汁ごと加えることでスープに深みと甘みが加わり、一気に本格的な味わいになります。
• 定番の薬味： ネギ、紅しょうが、キクラゲ、高菜などは、豚骨ベースのスープと非常によく合います。食感や彩りのアクセントにもなります。

まったく別の料理に変身させる「大胆アレンジ」

ラーメンとしてだけでなく、麺そのものを活用するアレンジも人気です。

• 豚骨焼きラーメン： 麺を少し硬めに茹でて湯切りし、肉や野菜と一緒にフライパンで炒め、付属の粉末スープで味付けします。ソース焼きそばとは一味違う、香ばしい焼きラーメンが楽しめます。
• ネギ油そば： 長ネギを油でじっくり黒くなるまで炒めてネギ油を作り、茹でて湯切りした麺と醤油ベースのタレで和えれば、香ばしさがたまらない本格的な油そばが完成します。

このように、少しの工夫でマルタイ棒ラーメンは七変化します。自分の好みに合わせて様々なちょい足しやアレンジを試し、最高のオリジナルラーメンを見つけてみてはいかがでしょうか。

主な販売地域と限定フレーバーを紹介

マルタイ棒ラーメンは、九州・福岡で生まれた商品ですが、その人気は全国区に広がっており、多くの場所で購入することが可能です。ただし、販売されている商品のラインナップは地域によって特色があり、それを知ることも楽しみの一つです。

全国で購入可能な主な販売店

基本的に、マルタイ棒ラーメンは全国展開している多くのスーパーマーケットや食料品店で取り扱われています。

• 大手スーパーマーケット： イオン、イトーヨーカドー、西友などの全国チェーンでは、定番のオリジナル味（あっさりしょうゆ味）や屋台とんこつ味などが置かれていることが多いです。
• コンビニエンスストア： セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなどでも見かけることがあります。ただし、店舗の規模や地域によって取り扱いがない場合もあるため、確実ではありません。
• 業務スーパー： 後述する業務用1kgパックが名物となっていますが、2食入りの通常パッケージも扱っている店舗があります。
• オンラインストア： Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどの大手通販サイトや、マルタイの公式オンラインショップでは、ほぼ全てのラインナップを購入でき、まとめ買いにも便利です。

地域限定・季節限定の魅力

マルタイ棒ラーメンの大きな魅力の一つが、地域や季節に特化した限定フレーバーの存在です。これらは旅先でのお土産や、通販での取り寄せで楽しむことができます。

• 九州限定フレーバー： 本場九州では、「長浜とんこつラーメン」「博多とんこつラーメン」「熊本黒マー油とんこつラーメン」「鹿児島黒豚とんこつラーメン」など、各県の特色を活かしたご当地ラーメンが多数販売されています。
• その他の地域限定品： 北海道限定の「旭川醤油ラーメン」や、瀬戸内限定の「瀬戸内レモンとんこつラーメン」など、九州以外にも地域色豊かな商品が存在します。
• 季節限定品： 夏には「棒冷やし中華」や「棒ざるラーメン」、冬には「鶏塩白湯ラーメン」など、季節に合わせた商品も登場します。

このように、マルちゃん棒ラーメンはどこでも手に入る手軽さと、その土地ならではの味を探す楽しみを両立しています。旅行の際には、現地のスーパーを覗いてみると、珍しい限定フレーバーに出会えるかもしれません。

100均でもマルタイラーメンは買える？

「マルタイ棒ラーメンが100円ショップで買えたら嬉しい」と考える方は少なくないでしょう。結論から言うと、一部の100円ショップでマルタイ棒ラーメンが販売されていることはありますが、常に安定して手に入るわけではないのが実情です。

取り扱いのある店舗と状況

ダイソーやセリア、キャンドゥといった大手の100円ショップの食品コーナーで、マルタイ棒ラーメンが置かれていることがあります。

特に、地方の大型店舗や、食品の品揃えに力を入れている店舗で見かける可能性が高いようです。 しかし、これらの店舗での取り扱いは、定番商品というよりはスポット的な仕入れに近いことが多いと考えられます。

つまり、ある時期には大量に並んでいても、次の月には全く見かけなくなるというケースが頻繁にあります。

店舗のバイヤーの判断や、仕入れのタイミングに大きく左右されるため、「見つけたらラッキー」くらいの感覚でいるのが良いでしょう。

100円ショップで購入する際の注意点

もし100円ショップでマルタイ棒ラーメンを見つけた場合、価格は1袋108円（税込）であることがほとんどです。

これは2食入りなので、1食あたり54円となり、スーパーの特売価格と比較しても非常にリーズナブルです。

ただし、注意点として、賞味期限が通常よりも短く設定されている商品が並ぶ可能性もゼロではありません。購入する際には、念のためパッケージの賞味期限を確認することをおすすめします。

以上のことから、100円ショップはマルタイ棒ラーメンを確実に入手するための場所としては不向きですが、偶然見かけた際には非常にお得に購入できるチャンスがある場所と言えます。

日常的にはスーパーやオンラインストアを利用しつつ、100円ショップに立ち寄った際には食品コーナーをチェックしてみる、というスタンスが良いかもしれません。

コスパ最強な業務用1kgパックの魅力

マルタイ棒ラーメンを頻繁に食べる方や、大家族、あるいはラーメン以外の料理にも活用したいと考えている方にとって、「業務用1kgパック」は非常に魅力的でコストパフォーマンスに優れた選択肢です。

どこで買える？価格は？

この業務用1kgパックは、その名の通り、主に業務用食品を扱う店舗で販売されています。

• 業務スーパー： 全国の業務スーパーで取り扱われていることが多く、最も手軽に入手できる場所の一つです。価格は店舗や時期によって変動しますが、おおよそ400円台前半で購入できることが多く、圧倒的な安さを誇ります。
• オンラインストア： Amazonや楽天市場などでも購入可能です。店舗が近くにない場合や、他の商品とまとめて購入したい場合に便利ですが、送料がかかる場合があるため、総額では業務スーパーよりも割高になることがあります。

内容量とコストパフォーマンス

通常のマルタイ棒ラーメンは1袋2食入りで麺の総量は146g（1食73g）です。

一方、業務用パックは1kgなので、単純計算で約13～14食分の麺が入っていることになります。仮に430円で購入した場合、1食あたりの麺の価格は約30円となり、通常パック（特売で120円としても1食60円）と比較して半額程度で済む計算になります。

このコストパフォーマンスの高さが最大の魅力です。

注意点：スープは付属しない

ここで最も重要な注意点は、この業務用1kgパックには「スープや調味油が一切付属していない」ということです。

麺のみの商品であるため、ラーメンとして食べるには、自分でスープを用意する必要があります。 市販のラーメンスープ（創味シャンタンや白湯スープなど）を使ったり、醤油や味噌、鶏ガラスープの素などを組み合わせてオリジナルのスープを作ったりする必要があります。

この点を理解せずに購入すると、「スープがなくて食べられない」という事態に陥るため、くれぐれも注意してください。

このスープがないという点は、裏を返せば、完全に自分好みの味付けで楽しめるというメリットにもなります。ラーメンだけでなく、後述する様々な料理への活用を前提としている方にとっては、むしろ好都合と言えるでしょう。

業務用スープなし麺はどう活用する？

スープが付属していない「業務用1kgパック」の麺は、ラーメン以外の多様な料理に活用できる万能食材です。クセのないノンフライのストレート麺だからこそ、和洋中どんな味付けにも馴染み、アイデア次第でレパートリーが大きく広がります。

定番の中華麺として活用

まずは、ラーメン以外の定番の中華麺料理への応用です。

• 鍋の〆： これからの季節にぴったりなのが鍋の〆です。寄せ鍋、キムチ鍋、豆乳鍋など、どんなスープとも相性が良く、ツルッとした食感が楽しめます。生麺やうどんとはまた違った美味しさがあります。
• 焼きそば・油そば： 少し硬めに茹でた麺を、肉や野菜と一緒に炒めれば焼きそばに。ごま油や醤油、オイスターソースなどで作ったタレと和えれば、本格的な油そばが簡単に作れます。ソース味だけでなく、塩味や醤油味にもよく合います。
• 冷やし中華・つけ麺： 夏場には、茹でた麺を冷水でしめて、冷やし中華やつけ麺にするのもおすすめです。麺が伸びにくく、さっぱりといただけます。

和風・洋風メニューへのアレンジ

中華麺の枠を超えた使い方も可能です。

• 和え麺・まぜそば： 納豆やキムチ、ツナマヨなど、家にある食材と麺つゆやポン酢で和えるだけで、手軽なランチメニューが完成します。
• パスタの代用： 細めのストレート麺は、冷製パスタや和風パスタの麺としても代用できます。例えば、明太子やきのこ、大葉などを使った和風ソースとの相性は抜群です。ただし、アルデンテのような食感にはならないため、あくまで「パスタ風」として楽しむのが良いでしょう。

業務用1kgパックは、大容量で価格が安いため、様々なレシピを気兼ねなく試せるのが大きなメリットです。スープがないことを逆手にとって、自由な発想で麺料理の可能性を広げてみてはいかがでしょうか。常備しておけば、日々の献立の強力な助っ人になるはずです。

マルタイ棒ラーメンはまずいのか？ まとめ

この記事では、「マルタイ棒ラーメンはまずい」という評判の真相から、美味しく食べるための具体的な方法まで、多角的に解説してきました。最後に、記事の要点をまとめます。